このページでは、このサイト管理人が実際に英語学習書籍の体験談を紹介しています。
今回は、今までのオーディオブックのレビュー
と違い、「書籍」のレビューです。
英語横丁.comでは一貫して、英会話は「文法的に」勉強するのではなく「イメージ」と「慣れ」で上達するという私の体験をもとにサイトを作っています。
しかし、「子供の頃から英語に親しんでいる」わけではないので、短期間で効率的に勉強する手法も取り入れる必要があります。
そこで、手にしたのが今回取り上げる書籍です。是非レビューを読んで参考にしてください。
NHKの語学番組で私が最も気に入っている番組「ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話」のテキスト(2005年7月~9月)が発売になったので早速、買って来ました。
この英会話番組は、今までの英語勉強法でやっていた「教科書的文法」(SVOCとか関係代名詞とか)と全く違う勉強法を掲げています。
その方法とは、
「イメージで覚える英語」
です。
私も、「コラム:英単語はイメージで」で書いたように、言葉というものは「イメージ」が伴っていないと「脳内翻訳」に時間がかかるため英会話はあるレベル以上には上達しないと思っています。
この「ハートで感じる英文法」は、まさに私の漠然と感じていたことを実践してくれています。
例えば、この本では「the」と「a」いう日本人(私も含めて)の最も不得意な言葉の使い分けを「スポットライトが当たっている」というイメージで解説しています。
つまり、ある物にスポットライトが当たっていて「特定できる時、強調したい時」には「the」を使うわけです。
一方、「a」は「たくさんある中の一つ」というイメージになり「他にもあるんだよ」ということを暗に示していたりして、いわゆる「ひとつの」という意味以上のイメージがあるんです。
すっきり理解できませんか?
私は、結構感動しました。
体験人スペック
レビュー時点: 2006/02/07
年齢: 3x歳
性別: 男
TOEIC: 700前後
英語環境: 主に仕事
ハリーポッター歴:
この本は、全てこのようなイメージの「すり込み」で構成されています。
目次は、以下のようになっています。
読んでいて「もっともっと」読みたいと思わせます。
現在は、第2期が放送中で、こちらも欠かさず見ていますが、おそらく将来的に書籍化されると思うので、迷わず買いだと思います。
最後にこの書籍をどう活用するかですが、私の個人的感想として、この書籍は、
「ドア・オープナー」
であると思います。
今まで、「英文法」を「受験勉強」で覚えてきた人が、英会話上達の壁にぶちあたった時に、英語学習の考え方を変えるきっかけになる本だと思います。
英語は、あくまでも「言葉」なので、「聞いたり」「話したり」していないと、本を読んだだけですぐに上達するものではありません。
ですが、この本で「イメージ」を意識して「読む、聞く、書く、話す」を行うのと、「イメージを意識しないで」これらを行うのとでは将来的に大きな差になると思います。
個人的には、もっと早く読みたかった本の一冊です。
参考になればと思います。
大西さんは、今回紹介した「ハートで感じる英文法」以外にもいろいろな書籍を書かれています。
どれをとっても「イメージ英語学習」を実践するためのノウハウがたっぷり詰まっています。